創価のパートナーをもつということ

パートナーが創価だとわかってから結婚、現在に至るまで。また実生活への影響などを綴ってみます

19.折伏とは②

〈この記事に出てくる用語〉

  • 悪法…日蓮の教え以外の宗教。学会的には日蓮正宗も含む。(他にも似た表現で邪教邪宗などとも表現する)
  • 正法…日蓮の教え=法華経。学会的には創価学会のみが正法にあたる。
  • 立正安国論(りっしょうあんこくろん)…日蓮が時の権力者である北条時頼に出した物語風の手紙。(私個人の主観で言わせてもらうと…笑える内容です。)
  • 功徳…神仏からの良い報い。(同)ご利益。     (例)・信心していたから功徳があったんだね。・こんなに頑張って信心しているんだからきっと功徳があるよ。

 

〈本文〉

前の記事にも書いた通り創価学会の中では「折伏は善行である」と刷り込まれています。その辺りを、もう少し説明します。

日蓮がうたっていた内容の中核

創価学会日蓮の教えを広める団体ですが、その日蓮の基本的な考え方を簡単に書きますと、

「世の中で天災や戦争、病などの全て、悪いことが起きる事には原因があり、その原因は皆が悪法を信仰しているからである。皆が正法に目覚めれば世の中の悪い出来事は全て解決され、皆が幸せになれる。その正法こそ法華経である」

といった内容です。

 

強迫観念功徳

学会員が「近しい人に学会に入って欲しい」と思う心理に「強迫観念」と「功徳」という2つの要素が考えられます。

強迫観念

・強迫観念については日蓮の教えが関係してきます。(正確には「立正安国論の話の中に」ですが、ここでは簡略化して「教え」とします。)

日蓮の教えに「法華経を信仰していないと良くない事が起こる」とはっきりあるため、強迫観念の様なものがあると考えられます。現在の学会のやり方としてはそこまで全面に出している訳ではありませんが、やはり潜在的に刷り込まれている様に感じます。(60代以上の世代はかなり色濃く。)

 

功徳

・功徳についても日蓮の教えが関係してきますが、要は「折伏をすると自分の願いが叶う・良い事が起こる」という教えなのです。こういう表現は学会員さんは嫌がるかもしれませんが、でも、要はそうゆう事なのです。(学会員さんが見てたらごめんなさいね)

ちなみに折伏=功徳という感覚は、現在の学会の中でも普通によく発信しています。

 

このように学会員が折伏をしようとする事は、「世の為人の為、自分の為であり、またあなたの為」なのです。ましてや彼氏や彼女、婚約者といった大切な人であれば尚更、懸命に折伏(勧誘)しようとするのです。私自身が勧誘を受けている時「何故そんなに一生懸命に勧誘してくるのだろう?」と理解し難かったことを覚えています。