創価のパートナーをもつということ

パートナーが創価だとわかってから結婚、現在に至るまで。また実生活への影響などを綴ってみます

16.小休止②

ここまで大まかに役職のことについて記事にしてきました。いきなり役職がどうと言われてもピンとこないかも知れませんが、これは結構大事な部分になります。

 

もしあなたが創価学会員の彼氏もしくは彼女との結婚を考えている場合、パートナーが「将来学会の中の役職につくかどうか」であなたの生活にある程度影響が出ることが予想されます。

 

もちろん先の事なんて誰にもわかりませんが、学会員と結婚するという道を選ぶのであれば、それなりに色んなことを想定した上で結婚するべきだと私は考えます。(経験談として)

 

実際に『聞いていた話と違う』ということは学会員との結婚において多々ある話です。

これは相手が貴方に対して、誠実にありのままを伝えていても起こり得る事です。

ましてや、本人(学会員)すらも思いもしなかった展開になることも往々にあるからです。

 

中には貴方に大事なことを「敢えて伝えてない」場合もあるかもしれません。

ですから貴方自身が貴方のパートナーを良く観察し、『相手を知る』事が必要になってきます。

その情報収集の為に私の記事を参考にして頂ければと思います。

 

信仰は自由です。ですが

『自分たちの信仰が一番正しい』と思っている人たちは『それを人に強要する』傾向にあるから厄介です。

そして創価学会はそうゆう団体です。(各個人は別ですよ。そうで無い人ももちろんいます。)

 

そして学会の役職者は癖が強い人が多いです。つまり貴方のパートナーが将来的に役職者になりそうな雰囲気を持っているなら、それなりの覚悟が必要という事です。

 

 

 

学会内の役職に関しては、また記事にしようと思います。

 

 

 

 

15.学会内で出世する人、しない人

学会員はたくさんいますが、その中で出世する人しない人がいます。

ここでは私が見てきた中での出世するタイプ、そうでないタイプを私の独断と偏見をもって書いて見ます。(ちなみに私は一応入会し各種集会に参加はしているが信仰は全く無い)


出世する人

  • 信仰心が強く、学会活動(主に勧誘活動、選挙応援)を熱心に行えるタイプの人。
  • 学会の発信する情報をそのまま受け入れる事の出来るタイプの人。(盲信的とも言える)
  • それだけの信仰心が有り、断れない人。
  • 単に仕切るのが好きな人、もしくは上手な人

 


出世しない人

  • 自身の信仰として学会(正確には法華経)を大事にしているが出世は望まない人。
  • 信仰は大事にしているが学会の全てに賛同できないタイプの人。
  • 親が学会員で、生まれた時から学会員ではあるがそこまでの活動はしていない。
  • 上記のタイプで、断ることのできる人

 

あくまで私が見てきた中での個人的なイメージですが、ざっくりこんな感じです。あなたのパートナーはどちらでしょうか?。

 

 

14.パートナーが役職についたら

先の記事で学会の組織について簡単に書いて見ました。会社のように組織が組まれているイメージです。

そして現場に近い中間管理職のようなポジションほど、やはり会社組織と同じように宗教組織でも大変なように感じます。

 

「もしあなたのパートナーが将来的に役職についたらこんな感じですよ」

という話です。

※尚、私のパートナーは部長ではないので、ここでは一般会員の目線から見てきた地区の各部長さん方の印象を踏まえて書いてます。ですので多少の誤差はあります。ご了承下さいね。

 

地区部長のイメージ

地区の部長(地区婦人部長や男子部、女子部も)について。会社で言うところの係長くらいのイメージを持ってもらったらわかりやすいです。(他の役職については前の記事を参照)

要は仕事量が多く、仕事内容も管理よりも実働部隊で側から見ていても大変なポジションです。

上からの要求と一般社員(一般会員)の現実、実情との間で頭を悩ませるポジション。そういうイメージです。

 

地区単位の活動というのは学会の活動の中でかなり大きな割合を占めていると言えます。

大きな方針は学会本部から発信されますが実働しているのは実際には「地区」単位です。

それでは地区部長がどんな事をしているのか、簡単に紹介します。

 

地区部長の役割

集会の段取り、各集会でのスピーチ、イベントの際の動員数稼ぎ、各大小さまざまな集会への顔出し、家庭訪問、小規模グループの取りまとめ、上役との打ち合わせ、もちろん選挙の時には一般会員以上の行動が求められる。

 

ザッと書いただけでもこれだけですが、おそらく実際にはもっとあります。

これが役についている間、数年続きます。

 

役職付きは超多忙

上に書いたような学会の仕事を、普通の仕事が終わったあとや休みの日に行う訳です。

もちろん学会の仕事はボランティアです。

これをもしあなたのパートナーがやるとしたら、あなたは応援できますか?

家族の応援、支えがないととてもじゃないですが出来ないレベルの忙しさです。

学会員と結婚するということは、そういったことがあるかもしれない・ということを把握(覚悟)しておいた方が良いです。

※先の記事でも書いたように、役職につく確率の高い・低いはその方の信仰の度合いと、ある程度比例します。

 

少し自分の話をさせてもらいますが、私の場合は結婚する前に色々確認する中で、やはり役職につきたいのかどうかは聞きました。

あなたのパートナーはどうでしょうか?

 

◇あなたが学会活動を頑張っている学会員で、パートナーが非学会員であればその辺りの事は話しておくべき事かもしれません。「そんな話をしたら結婚を嫌になるんじゃないか」そう思われるかもしれません。

確かにその通りかもしれません。でも役職とかそういった内部のことは非学会員なら知らない人も多いと思います。

あとから揉めるくらいなら先にスッキリしておいた方がいいこともあるかもしれませんね。

 

それぞれの状況があるでしょうから行動、言動はよく考えてから、慎重にお願いします。

13.学会の組織について

〈この記事で出てくる用語〉

  • 広宣流布(こうせんるふ)…学会の中で使われる言葉で、布教活動の意
  • 壮年部…だいたい50歳より上のおじさん学会員がここに属する。
  • 婦人部…結婚した女性、ある程度の年齢になった独身女性学会員がここに属する。
  • 男子部…10代〜40、50代の男性学会員がここに属する。(既婚、未婚関係なし)
  • 女子部…10代〜ある程度の年齢を迎えるまでの未婚女性がここに属する。
  • 青年部…男子部、女子部が含まれる。
  • 未来部…赤ちゃんから

 

各部の明確な境目、定義はあまりない。(結婚した女性が婦人部に入るくらい)

 

〈本文〉

創価学会は各都道府県から、各市区町村、さらに小さい規模の地域単位に至るまで細かく管理されています。

そんな事を実現可能なのは一般の会員さん達が「役職」をもち、グループ単位で管理しているからです。

あなたのパートナーが役職を持っているならどの辺りのポジションにいるのかの参考にしてください。また目指している役職などがあるなら信仰心の度合いがわかります。

ま、役職を持っている、目指している時点でガチ度は高い訳ですが。。。

 

イメージがまだわかないという方の為に一言で学会を表現しますと、創価学会という団体は「全国展開している一つの大きな会社」だと思ってもらえばわかりやすいと思います。(海外進出もしていますが、それはまた別記事で)超簡単に縦割りだけ、各ポジションに置き換えて見てみます。一つの例ですので細かい部分の突っ込みは勘弁してくださいね。

 

学会組織の概略

会社=創価学会

会長=池田大作名誉会長

社長=原田会長

統括部長=各年代で仕切っている部長(壮年部部長、婦人部部長、青年部部長、男子部部長、女子部部長)

※ここまでは本社付きの職員。職業として学会の仕事をしている人達。もちろん給料も発生。

以下は職業とは別に学会の仕事を

『完全なボランティア』

として行なっている人達が主。

 

支店長=各都道府県の部長(壮年部部長、婦人部部長、青年部部長、男子部部長、女子部部長)

 

支店の部長=圏長(ゾーンと読む)(同)

課長=支部長(同)

係長=地区部長(同)

リーダー=地区部長の補佐役のようなポジションが色々と(同)

一般社員=一般会員

 

 

運営の流れ(入門編)

基本的に学会は縦社会でトップダウン。学会が打ち立てた方針に沿って全てが進みます。

そこに現場の意見集約などはほぼ無し。

(そもそも、与えられた情報だけを信じる人が多い組織なので意見なんて出ないのかも。。。)

 

本部付きの人達はそれなりに給料もらって全国の会員に対して広宣流布を進める為の発信をしていく。

ボランティアでやっている人たちは時間も金もかけて広宣流布の為に必死になって活動をする。(そもそも感覚が麻痺しているのでボランティアという感覚はない。)

細かな活動方針などを、支店長→支店の部長→課長→係長→平社員へと行うように落とし込む。

同時にある程度のノルマ(目標)を立てていく。一般会員にはキツく言ってるとこはあまり見ないが役職がつくと見ていて辛そう。

ノルマの内容は新規入会者数、聖教新聞の新規獲得数、イベントの動員、選挙時における活動ノルマなど。

そうして各地域で活発化を目指していきます。

 

大きな組織にも関わらず、ある程度の連帯感を維持していく上で地域の役職者の貢献度は高いといえます。

そして当の本人達は強い使命感や責任感を元に懸命に活動をなさいます。

悪く言えば、組織はそれを利用しているとも言えます。

 

続く。

 

12.池田大作という存在

〈この記事で出る用語〉

〈本文〉

創価学会という団体について少しづつお話ししていこうと思います。

池田氏のポジション

まずは学会を語る上で欠かせないのが池田大作です。(池田氏についてはネット上に様々な情報があります。良くも悪くもすごい内容と情報量ですが(笑)そちらを参照して下さい。)

現在の創価学会があるのも池田氏の功績であることは間違いありません。

 

そんな池田氏は学会員の英雄であり、憧れであり、手本とするべき人物として扱われます。学会員は皆一応に彼の事を「先生」と呼びます。これは代議士などに使うものではなく「師匠」としての意味合いでそう呼ばれます。今は外人の信者も「センセイ!」と呼んでいて、客観的に見ると少し笑える世界です。

 

池田氏の現在

そんな池田氏は今現在90歳を超える高齢で、ほぼ表舞台には出てきません。むしろ全くといっていいほどです。私の記憶では2018年の年頭に聖教新聞の一面に池田夫妻が並んで立っている写真を見たのが最後です。(いつ撮影された写真かは実際のところ誰も知り得ない…。)私が知る限りだけでも、2011年以降、池田氏の現行の映像は皆無です。

 

池田氏は表舞台にほぼ出てこないのですが、過去の映像や写真、過去の偉業をたたえながら常に池田氏の名前を出しながら創価学会という大きな組織を動かしていっているのが現在の執行部の運営方法です。

 

何が言いたいかと言うと、それだけ池田氏の存在は大きいということ。現在は違う方が会長を務めていますが、(現在池田氏は名誉会長)現会長の演説を聞いていても常に、「池田先生はその時こうおっしゃいました…」といったような言葉が端々に散りばめられています。

「一事が万事、池田大作

それが創価学会です。ですからよくネット上でも「池田教」と揶揄されるのはそうゆう部分からかもしれません。

 

池田氏と学会と学会員

そんな池田氏を崇拝する信者が学会員。

そんな学会員を意のままに操ろうとして池田氏の名前を使って「あの手この手」で学会員をいいように扱うのが創価学会。そんな図式です。

 

 

池田大作とは多少でも信仰心のある学会員にとっては非常に大きな存在であることに間違いありません。くれぐれも学会員の前で池田氏の批判などには気をつけてください。

その瞬間に学会員の目の色が変わり、人格まで変えて学会と池田氏の素晴らしさをうったえてきます。下手したら日蓮への批判よりも過剰反応しますよ。

 

あまりお勧めしませんが、批判する時はくれぐれも覚悟をして、自己責任でお願いします。

11.創価学会という団体

では、ここからは創価学会という団体についてお話しを進めようと思います。ちなみに私は学会に入会しており、色んな集まりにも参加しています。

別に信仰心はありません。というか全くありません。じゃあなぜ入会したかというと、創価学会という団体のことを「全く知らずにいる」ことの方が私は怖かったからです。

 

ネット上には創価学会に関して様々な情報がありますが、私はそれらの情報を見ている中で、「どこまで本当なのかよくわからない」というのが本音でした。明らかに敵意むき出しなものもあれば、まるきり全肯定しているものもあるからです。
両極端な意見は、思想の違い、好き嫌いとしてわかるのですが「実際はどうなの?」と感じていました。

 

もし自分の子どもが入会したら(基本的に入会させたくはないですが)、「自分の知らない所で間違ったことを教えられていたら」と思うと怖かったのです。正すためには自分も知る必要がある。そう感じたからです。

 

 

話は戻しますが、あなたのパートナーについてはあなた自身が見極めるしかありませんが、創価学会という団体については、お伝えできることがあります。

単に好き嫌いではなく、実際に中を見てきた部外者の目として。

 

何か参考になればいいなと思います。

 

10.小休止

ここまで「把握すべき情報」としていくつかの記事を書きました。

色んな状況の方がこのブログを見てくださっていると思うので、一先ず大まかにかいつまんで記事を書いて見ました。

今後はもう少し詳細を書いていこうと思っています。

 

 

私が思うに学会員との結婚というのは、とどのつまりが「パートナーが望むものに対して、あなたがどこまで譲歩できるかあなたの線引きに対してあなたのパートナーがどこまで理解を示すことができるか。」だと思っています。

つまりどこまでお互いを尊重しあえるか、そして妥協点を見つけられるかです。

(それができずにお互いに平行線で進むようなら難しいかもしれません。)

 

ですので、相手の考え方や価値観を知っておく必要があります。

創価学会員と一口に言っても、ベースの価値観は一緒でも、実は各個人でかなり考え方に違いがあります。

なのでネットに書いてある、ごく一部のアンチ創価の言うことだけを見るということは、もしかすると判断材料としては不足しているかもしれません。

こんな事を言うと学会の回し者みたいに感じるかもしれませんが、はっきり言って私は学会は嫌いです。

学会は嫌いですし言ってる事は無茶苦茶だと思います。でも好きな人と共に人生を歩むために自分で折り合いをつけようとしているだけです。

 

話がそれたので戻します。もしあなたがパートナーとのこれからを真剣に考えているのであればしっかりと相手を見て下さい。それが一番大事だと思います。その傍らで今後の私の記事も読んでみてください。

 

今後の記事では私が見てきた学会の実情などもなるべく書こうと思います。他の創価に関するブログなどの記事と同じで、あくまで私の主観で書きますのでそのつもりで読んでみてください。